タイトルの通りで申し訳ないのだが、様々なスマートウォッチ（スマートバンド）を試してきた私にはわかる。今回ゲットしたFossilのハイブリッドスマートウォッチこそ、スマートウォッチの最終形なのだと。
スマートウォッチに必要な機能はそんなに多くない
誰も彼もスマートウォッチを持っている昨今、実際の所、なんの機能が使いたいのか・・・
筆者の主観ではあるが、多くは電話の着信やLINEなどの通知を見落としたくない、リアルタイムに受け取りたい。その1点ではなかろうか。
実際にスマートウォッチを使うと、電話の着信に気が付かない事なんて無い。100%気がつく。これで気が付かないのなら、もう気が付けないものと諦めてほしいくらい。
機能的にワークアウトや音楽再生なんてのもあったりするが、こんなものは最悪無くてもいい。
また、最近では血中酸素濃度や、血圧なんてのもついていたりするが、もうおまけもおまけ。そんなものが付いているせいで、バッテリーが数日しか持たない時計など不要なのだ。
色々な点をハイブリッドスマートウォッチで解決出来る
今回入手したハイブリッドスマートウォッチであれば、先述の不満点をすべて解決出来る。オールクリア。
ハイブリッドとはいえ、通知の内容を確認したりするE-inkディスプレイ搭載しているので、カラーディスプレイではないもののしっかり内容は確認出来る。また、E-inkを採用する事でバッテリー持ちを2週間確保できているのはすごい。
また、最近のスマートウォッチは常時点灯機能が付いているとはいえ、時間を確認したいときに大きく腕を回転させる必要があり、時には点灯せずに黒い画面で時計を見たフリが必要。その点ハイブリッドスマートウォッチであれば時計がアナログなので常時確認が可能。しかも風防の硝子をダブルタップする事でフロントライトで照らす事も可能なので、暗闇でも時間の確認が可能。
完璧な防水ではないものの、3気圧防水で、少々の水濡れは可能との事。
問題点は価格と・・・
じゃぁみんなハイブリッドスマートウォッチにしてしまえばいいじゃん！
はい。そう思います。でも問題点がいくつか。
一つは価格。通常とくくるのが難しいスマートウォッチ界隈だが、シンプルな機能だけに2万円をこえるような高価格なものをなかなかチャレンジしづらい。今回手に入れたハイブリッドスマートウォッチに関しても、定価3万円弱となかなかの強気プライス。
もう一つは、説明書の類が何も入っていない事。通常こういった製品には、最低でもクイックスタートガイドみたいな紙が入っているものですが、今回購入したハイブリッドスマートウォッチに関しては何も入っていない。シンプルイズベストとはいうものの、シンプル過ぎて、はじめて買ったヒトなどは何をしていいかもわからず途方にくれる事うけあい。Fossilだけかもしれないけど、なんとかして欲しい。
また、機能がとても少ないのはいいとしても、通知毎のバイブレーションパターンの設定とか、音をならす設定とかが無いのは問題がある。ほとんどデフォルト設定で使ってね感がすごい。
そして、標準のアプリの出来がものすごく悪い。この辺は、ソフトウェア開発技術があるHuwaei、XaomiやAppleなどには敵わない。どころか、大差で負けている。ほとんど何もできない上に操作がしづらい。
色々言ったけど、概ね満足
問題点が多くあるプロダクトだが、Fossilは時計メーカーであり、やはりデザインは超一流でカッコいいといえる。また時計としての機能はしっかりしているので、概ね満足。
そして、型落ちになるのかわからないが、筆者が買ったときの価格は15,000円程度。定価30,000円ほどから考えると半額近い価格なので、妥当といえる価格感になってきている。
ちなみに届いた型番は「FTW7027」といったもので、下の商品リンクでは7025となっている。
なんか姉妹品みたいのが・・・
そして、今回のFossilハイブリッドスマートウォッチをゲットする時に比較していたのがSkagenというメーカーの時計。どっちが先に発売されているのかわからないが、姉妹品のようである。どこかが時計メーカー向けにOEM提供している可能性もある。
こちらも価格15,000円ほどとなっており、やはり時計メーカーらしく、なかなかおしゃれなデザインの時計である。
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