ぼくのスマホは・・・
Zenfone6が文鎮化して、様々手を尽くしてものの、復活がならなかった2022年のはじめごろ。スマホは仕事でも使っているので、何もない訳にはいかない。
しかも仕事とプライベート用の2回線をつかっているものだからDSDV対応でないといけない。しかも物理で。
Zenfone8が発売されていたが、発熱と不具合が多く、Zenfoneは選択肢から外れていた。
そんなこんなで緊急で近所のヤマダ電機に伺い、そこでMi 11 Lite 5Gという機種を見るやいなや購入となったわけです。薄型、そして軽量で、なにより格好が良かったのが決め手だった。
そんなMi 11 Lite 5Gを使ってきたものの、沢山の不満を抱えていた。
・まずは動作が緩慢でメモリが足りなくなることが頻発した
・カメラの起動にももたつき、シャッターが切れるのにもタイムラグがあった
・動画の撮影品質が低く、先代を大きく下回る作画の写真品質であった
・128GBというROMも十分ではなく、すぐに足りなくなる事態に
・拡張機能が不安定で、メモリを拡張しない方がいいとか、リフレッシュレートは低にしておいた方が良いとか、なんか面倒になっていた
そんな中、我らがASUSさんから、Zenfone10が出るよ!っていう知らせが。以前のASUSのスマホに何も不満はなかったので(文鎮化する以外は)、買い替え時と思って購入したのです。
ROGとともにファイナリストになったのは・・・
Zenfone10は前モデル同様に小型化したフラッグシップモデルで、やはり発熱は気になるし、小型化するのにコストもかかっているはず。それなら同じASUSから出たROG Phoneで良いのでは?ってか、ゲーミングスマホって実は良いんじゃない?と言うことで、最終の選択肢は3択になった。
1.ROG Phone 7
2.RedMagic S8 Pro
3.Nothing Phone(2)
Nothing Phone(2)だけゲーミングじゃないじゃん!とお思いの方。正解。でも小型化をめいいっぱいやった形跡がないので、選択肢に残った訳です。まぁ、なんかオサレとも思ったのもあるけど、正直。
ただ、Nothing Phone(2)も、Redmagicもそこまで日本のバンドに対応してきておらず、肝心の電波状況に悩まされることになるかも・・・ということで最終的にROG Phoneになった訳です。
ちなみに、3機種の対応バンド状況は以下の通り。
バンド | ROG Phone 7 | Redmagic S8 Pro | Nothing Phone(2) |
1 | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | ○ |
8 | ○ | ○ | ○ |
11 | ✕ | ✕ | ✕ |
18 | ○ | ○ | ○ |
19 | ○ | ○ | ○ |
21 | ○ | ✕ | ✕ |
26 | ○ | ○ | ○ |
28 | ○ | ○ | ○ |
41 | ○ | ○ | ○ |
42 | ○ | ✕ | ○ |
n1 | ○ | ✕ | ○ |
n3 | ○ | ✕ | ○ |
n28 | ○ | ✕ | ○ |
n77 | ○ | ○ | ○ |
n78 | ○ | ○ | ○ |
n79 | ○ | ✕ | ✕ |
n257 | ○ | ✕ | ✕ |
来たぜROG!
ひっぱりにひっぱって、ようやくROG紹介のパートが来たという、本当に申し訳ございません。
まずは、パッケージを見て欲しい。もうスマホとかそういうレベルじゃない気合の入りっぷりである。
スペックもSnapdragon 8 Gen2と現在の最強CPUである。メモリーだって16GB、ストレージに至っては512GB。とPCかよ!と言わんばかりのスペックである。


14万円くらいしたものの、最も使うコンピューターという位置づけで考えているので、筆者的には問題ない。





そしてこの外観。
本体裏面のさわり心地は、サラサラとした感じで、指紋は相当付きづらいと思う。いや、付かないとまで言えそうだ。
6.78型 ワイドAMOLEDディスプレイと超絶デカく、もはや小型タブレットと呼びたいくらい。でも携帯は十分出来る。(重さは239g)
そしてこのカメラ部分の出っ張りの無さに感動した。本当は出っ張らないで欲しい所だが、こいつは実測で1mmほど。これなら許そうと思う。
そして充電が縦持ちと横持ちで2箇所についてくる、スマホゲーマーを考えた作りに感服。ちなみに筆者はスマホゲーマーではない。
ただ、縦持ちの場合の位置が真ん中で無いのは、各種スタンドなどと相性が悪い。






充電器は当然の事、カバーまでついてくる。すばらしいASUSさん。
充電器は65Wの急速充電が付属。急速充電に対応していて、最短44分で100%になるという。さらには6,000mAhと超大容量のバッテリーまで搭載。まさにモンスタースペック。はっきりいって足りなくなるような事はなさそうだが、足りなくなっても即充電出来る神仕様といえよう。
そして、このカバーの中やケーブルにまで施された細かいデザイン。すばらしい。


そして、とても良いと思ったのは、このノッチレスデザイン。
インカメラがそもそも必要かどうかという問題はあるが、無いよりあった方が良いような気もするので、それはそれとして、ノッチが必要な人なんていないと思う。
上下で同じベゼル幅になっていれば、なにも問題ない。それどころか、邪魔なノッチがないのは本当にストレスフリーである。ダイナミックなんとかとか言っている場合じゃない。
使用感はどうなんでしょ
カバーが付属しているものの、やはりデカいので、現在は何も付けずに裸で使っている。ただ、ディスプレイはガラスで保護だけはした。
動作に関しては期待どおりで、何をするにもサクサク。もうザクザクと言いたいくらい。
バッテリーのもちもとても良く、筆者の使い方なら2日間は余裕でもちそうである。(ゲーミングスマホなのに、ゲームをしないのもあるが・・・)
不満点をあげるとすれば、おサイフケータイ非対応な所と無線充電非対応という部分かもしれない。
ここと防水性能に関しては、次回作へ余白を残したとも言えると思う。ROG Phone 8はとんでもない化け物が出てくるのかもしれない。
誰が買うべき?
はっきりいって、良いところ、すごい所はまだまだある。もう文章にするのも面倒なので、箇条書きで書くので、見て欲しい。とにかくすごい。としか言いようがない。
・物理的なDual SIM
・リフレッシュレート165Hz
・裏面のLEDが設定出来る
・横持ち時に人差し指にあたる部分がセンサー式のボタンになっていて使える
・Wi-Fi6Eに対応
・3.5mmジャックが搭載されている
・本体のスピーカーの音が半端なく良い
本当にすごい。全員買うべき。Androidスマホは現状これ一択と言ってもいいレベル。
逆に買ってはいけない人はどんな人か考えたが・・・
・大きいスマホが絶対に受け入れられない人
これだけだと思う。
もう買ってしまう方がいい。