かなり釣りのようなタイトルではあるが、ポメラを全然使っていない。しかもこの記事に関してはChromebookでもなく、MacBookAirで書いている。結構カオスな状況になっているのだが、勘弁して欲しい。
筆者はポメラのDM200という機種を持っているのだが、最近全然起動もしていない。なぜかというと、テキストの同期が面倒だからだ。そこで沢山所持しているChromebookをポメラ的に使うのはどうか?と考えたのだ。実に自然な流れである。
結論から言うと十分使える。
機能の比較をしたらChromebookの圧勝なのだが、ポメラは機能が豊富だから良いのではない。
ポメラニアン(*)いわく、「余計なものが無いから執筆に集中出来る」だの、「辞書が付いているから便利」だのと言われる。執筆に特化しているため、別の機能に気がいかず集中出来るという部分が評価されている。
*ポメラを愛用している人たちの事をそう呼ぶそうです。
要はChromebookの様々な機能は邪魔なのだ。だとすれば、邪魔なものを消してしまえば良い。そして全ての通知をオフ。サイレントモードに設定。ほとんどポメラの完成だ。いや昔のワープロか。
GoogleChromeには「ショートカット」を作成する機能があり、WEBアプリをまるでアプリのように使用出来てしまうという魔法の機能がある。これを使って、フルスクリーン表示してしまえば、テキスト入力専用機のように使えてしまうのだ。
アプリとして使用すべし、そしてフルスクリーン表示にする
キーボード
ポメラのキーボードにも満足している人も多いそうだ。これはハードウェアの問題だが、気に入ったキーボードがついているChromebookがあれば解決する。個人的には、FMVのChromebookが第一候補にあがる。
Celeronモデルがかなり安いので、テキスト入力マシンとしてはおすすめだ。
キーボードの良い、FMVのChromebookを購入しよう
Lenovoのマシンも使った事はないが、Windows版のThinkPadのキーボードの出来を考えるとおすすめしたい一品だ。(こちらはIdeaPadなので、ThinkPadとは少々違う点にはご留意いただきたい)
動作の軽快さ
ポメラで良く挙げられる良い点の一つには「動作の軽快さ」がある。専用OSで動作するネットにも繋がらない端末なので、動作がもっさりしていたら意味が分からないので当然だ。
これはChromebookのスペックに依存する部分ではあるのだが、メモリの少ない機種(〜4BG)を使う場合にはシングルタスクで使う事で解決する。ブラウザオンリーという事。
GoogleDocumentを使用すれば、テキストマシンとしては完璧だ。同期もすぐにしてくれて、どこからでも使える。
Chromebookを使っていると、タブを沢山開いたり、いろんなWebアプリを使ってみたり、しまいにはAndroidアプリで遊んで見たり・・・という事が起こりがちだが、Androidアプリなんてもってのほか、基本はブラウザのみのシングルタスクで使用しよう。これなら多少スペックが低くても快適だ。
Androidアプリは禁止。シングルタスクを肝に銘じる
ちなみに、Chromebookでは通信環境は動作に大きな影響を及ぼす。ここはWi-Fi6対応機種を選択する事をおすすめする。先に紹介したFMVもきっちりWi-Fi6に対応している。
まとめ
アプリとして使用すべし、そしてフルスクリーン表示にする
キーボードの良い、FMVのChromebookを購入しよう
Androidアプリは禁止。シングルタスクを肝に銘じる
本当にこれだけ守っていただければ、快適なChromebookライフを送れると思う。
ポメラ代替機としても非常に優秀だ。
最後まで問題点として残るのが本体重量とバッテリーの持ちだ。バッテリーに関してはカラー液晶を搭載したChromebookではいかんともしがたい。また本体重量も500gくらいの軽いモデルのChromebookを筆者は見たことがない。どこか出してくれないかな。
起動のスピードや、シャットダウンのスピードはどっちも十分に早い。
これでChromebookをバリバリ使おうぜ!