ASUSのChromebook Flip C436FAをなぜ購入したか。
先日購入して、今年はこいつとやっていく!という宣言をした管理人。
Chromebookって何?って人もまだいると思うから、ちょっとだけ解説。
ChromebookとはGoogleが開発したChromeOSというオペレーティングシステムを搭載したノートPCの事を指します。
アメリカでは低価格ノートPCとしてそこそこ流行っている模様だが、日本では最近徐々に広まってきているというような状況。
日本で発売されているChromebookは低価格、低スペックなものが多く、起動は早いものの、動作はややモッサリなものがほとんどである。
そんな状況の中、ASUSから高スペック(Windowsマシンならミドルスペック)なマシンが発売された。ただし、スペックに折り合わない価格。購入出来ずにいました。
そんな中、我らがNTT-X STOREさんでのセールが来たわけです。140,000円が60,000円という半額以下の60%OFFという狂気の沙汰。これで買わなければ、いつまでも買わないだろ。という事で購入に至りました。
単純にサクサク動くChromebookを体験したかったのもある。
ASUS Chromebook Flip C436FAの良いところ
CPUがCore i5-10210U
これがまず最初の驚きポイントですよ。
パソコンの頭脳と呼ばれるCPUがインテルのCore i5の第10世代です。最新は11世代ですが、この端末の発売を考えると、同時は最新だったのだと思います。そして、必要十分なCPUだと思います。決して低スペックではなく、安価なChromebookに使われるCeleronと比較すると雲泥の差があります。
実際に使用してみると、本当にサクサク動きます。
ちなみに、今起ち上げているChromeのタブは20個ですが、動作はサクサクです。
Googleスライド、Googleカレンダー、Googleドキュメント、PowePointOnline、Gmail、Canva、Onenote、Oneドライブ、ファイル、Slack、Youtubeと結構強力に使っていますが、どれを使ってもサクサク動作します。
もちろんCPUだけでなく、メモリ(8GB)やストレージがSSDというのも動作には関係しているとは思うけど、とにかく不満なくサクサクです。
ストレージがSSD(256GB)
これも結構すごい。
WindowsPCでは結構普通になった、ストレージにSSD。それがChromebookだとeMMCというSSDとHDDの間のスピードの変なストレージが多いのです。コストダウンなんでしょうけど、この辺がネックになってしまうことが多いので、ストレージがSSDというのはサクサク動作には必須なのです。
バックライトキーボード
後で気になる点に入ってくるのですが、キーボードにバックライトが付いています。
これ、SurfaceやMacbookでは当たり前の事なのですが、安価なPCにはつかない事が多いです。
そんなに暗いところでPC使いませんが、やっぱりこれがある事で助かるシーンもあったりしますし、単純に所有欲を満たしてくれるものだと思います。
14インチFHD、狭額縁IPSのタッチ対応ディスプレイ
タッチ対応というのもとても良いですね。画面もとてもキレイです。
また、今風に狭額縁です。あのベゼルが細いやつ。
ペンが付属してホルダーもマグネットで付属する。
これいつも思うのですが、ペンってほとんど使わないんですよ。
以前に購入したASUSのタブレットにもペンがありましたが、ほとんど使っていませんし。
でも、あって悪いものでもないんですよね。むしろあったら心が落ち着くというか。そういうのも出来るんだぜ!的なロマン要素としてポイントは高くなります。
14インチなのに本体重量が1.15kgと超軽量
これ、本当に驚きです。11インチクラスのChromebookとかでも1kgくらいあったりするのに、本端末14インチあるのに1.15kgととても軽い。14インチクラスでいうと、昔LGがgramというWindowsノートPCを発売した際に1kgを切ったというのがありましたが、その端末はタッチ対応でなかったですし。
そう考えると、とても優秀ですね。
指紋認証がついている
これまで管理人が持っているChromebookは指紋認証が付いていませんでした。Androidの親分みたいな端末なのに、指紋認証が無いとか、とんでもない。いちいちパスワードを入力してログインしてました。
それが、スマホのように指紋でログイン完了!これ最高じゃないですか。っていうか、なんでほとんどのChromebookにはついていないのだろうか。殆どの安いAndroidスマホにも付いているのに。
ASUS Chromebook Flip C436FAのちょっと気になるところ
バックライトキーボードのバックライトにムラがあり、安っぽい&見づらい。
これは購入前にいろんな人のレビューを見ていて分かったのですが。やはりムラがありました。個体差ではなく、全個体がそうなっているようです。おそらく。
ただ、打鍵感はとても良く、ThinkPadには勝てないけど、僅差で負ける程度に感じました。今の所。
Androidアプリが不安定
これはASUS Chromebook Flip C436FAに限った事ではないかもしれないが、Androidアプリが使える!といっても起動するくらいに思ったほうがいいかも。物によっては起動しても動作しなかったりする。管理人の場合、EvernoteとかTwitterとかがとても動作が不安定でした。
ただ、大抵の場合、ブラウザ経由で操作できるので、[ブラウザで開く→ショートカット作成→ウィンドウで開く→シェルフに固定]で解決する。これで擬似的にアプリのように動作するから、あんまり問題ない。
Type-Cポートが足りない
本体にあるポートはType-Cポートが2つ。とSDカードスロットとイヤホンジャック。
Type-Cポートは充電に使うから、1つは予約済み状態。もう一つをディスプレイ出力に使ったら、他には何も使えないので、ハブを差すしかない状況。管理人は有線LANとType-Aのマウスの無線アダプタを差したかったので、以下のハブを導入。
このハブを購入をすれば、ほぼ完璧だと思うが、本体にHDMIのポートをつけてもらいたかった。
電源ボタンが本体横
慣れれば問題ないのだけど、電源ボタンが本体横というのは、なんとも使いづらい。
本体が薄いだけあって、非常に押しづらい。あと、キーボードの右上に指紋認証用のキーみたいなのがあるので、そっちでも電源オンできるようにして欲しかった。紛らわしい。
値段が高い = コスパが悪い
安く購入しておいてなんだが、通常価格140,000円はいかにも高い。高すぎる。
逆に70,000円程度になると安いと感じると思う。それくらい出来は良い。
妥当な価格を考えるとすると、80,000円〜90,000円程度だろうか。100,000円でも幸せになれる人は結構いると思う。
結局Chromebookって買ったほうが良いの?
Chromebookって、かなり今のインターネット常時接続時代にマッチした端末だと思う。基本的にはオンラインじゃないと出来る事がかなり限られるし。
今の若い世代はスマホだけを持っていて、ノートPCを持っていない人も多いと聞くが、試しにChromebookを触ってもらいたい。それも今回ご紹介の端末レベルのスペックのものを。間違っても安いからって、IdeaPadとかに流れてはいけない。(管理人はこれも持っているが、タブレットとして使おうと思ったら、殊の外使いづらく、今はほとんど使っていない)
Chromebookって皆さん安い端末を買って、結局使えないという評価が日本では浸透しつつあると思う。教育用に沢山導入されているみたいだが、そこはiPadと戦っているようだ。ただ、ノートPC市場で戦うのであれば、今回紹介している端末を最初の端末として普及させれば、Chromebookの未来も明るいし、Windows・Macをひっくり返す力があると思う。
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