結構前からあるコワーキングスペースサービス。コロナ禍で需要が伸び、活用出来る場所も増えてきた。リモートワークの強い味方だ。
ただ、こういったサービスは、当たり前だが1箇所と契約して、そこに通勤することとなり、通勤のストレスは従前よりは改善されるものの、結局通勤が発生する。
また、基本的には会議室は有料だし、コピー機なんかも有料だ。どこかに打ち合わせにいったら、またその場所に戻る必要まである。
まぁ、会社が住居の近くに来たと思えば良いのかもしれないが、お金を払っている事を忘れてはいけない。会社勤めであれば、机とか椅子とか、PCとかまで用意してくれているだろう。それがフリーランスとか個人事業主では自分で用意する必要がある。
すごいぞ、NIKKEI OFFICE PASS
そこで今回紹介する、NIKKEI OFFICE PASSの出番だ。
このサービス、月額15,000円程度はかかってしまうものの、提携先のフリーアドレスの席を使えるのだ。この提携先が結構たくさんあり、都内に住んでいる人であれば、毎日出勤先を変えて気分転換なんてのも可能だ。
そうでなくても、どこかに訪問する際に早く着いたとか、早く終わってしまって、次の作業ができるけど、場所がない!なんて時に利用可能。
提携先がネットカフェやカラオケ店であれば、フリードリンクがついてくるのもうれしい。基本的にどの提携先でもwifiが使用出来、電源も確保されているので、作業に支障はないだろう。
デメリットはないの?
もちろんデメリットもある。主に特定の場所のコワーキングスペースを借りた時との比較だが。
提携先ごとに利用出来る時間が違うので、4時間で出ないといけない、というような事がある。また、基本的には、早朝や夜間、土日は使用が難しいと考えた方が良さそうだ。なので、遅くまで仕事をしたいとか、早朝にバリバリやりたいという事は現状難しい。
また、いつも決まった場所を使うわけではないので、ディスプレイなどを置いておくことも出来ない。モバイラーとなって、必要なものは全部持ち運ぶ必要があるので、覚悟しておいたほうが良い。
モバイルなら、今はHPのPavilion Aero13がおすすめだ。コストパフォーマンスに優れている。(突然の広告すいません)
ちなみに、地方ではまだまだ提携先が少ない。こちらのリンクから、自分の良く使う駅などで調べてみよう。使える施設は1,000ヶ所以上となっているものの関東エリアだけ634ヶ所となっており、以下に地方に施設が無いのかが分かるだろう。
このあたりのデメリットを許容出来るのなら、とてもオススメできる。
プランについて
プランは2つあって、プレミアムプランとベーシックプランが用意されている。
プレミアムプランだと、利用できる施設が多くなるほか、何回でも使用出来る(ベーシックでは31回/月に制限されている)ので、1日に何ヶ所か回るなんてことも可能だ。
ちなみにアメックスビジネスカード会員であれば6ヶ月間の契約で10%の割引がうけられる。
このNIKKEI OFFICE PASSの利用には日経IDの登録が必要だが、無料なので安心。
NIKKEI OFFICE PASSはどんな人におすすめ?
筆者は契約をとても迷っている。なんなら、もう契約してしまいそうな気配を感じている。
家では効率が上がらない気がするものの、カフェも長時間居づらい。そんな人におすすめのサービスです。
カフェって長居するのも気が引けるし、このサービスなら時間内は周りを気にせず使えそうです。
一度体験してみたいものです。