M3 MacBook Airはさすがに我慢出来なかった。

Apple

M3のMacBook Airが欲しい。とても欲しい。

なぜか?

ファンレスなのに高性能。そしてボディの質感が半端なく良いから。

でも高い。とても高い。224,800円とか言っている。過去購入したノートPCではSurfaceLaptopが一番高かったが、それに次ぐお値段。

それならばと、2017年製のMacBook Proを使ってごまかしている自分がいる。でもこのMBPでも十分に動作するんだよなぁ。

M3のMacBook Airに足りないのは、Thunderboltのポートが両側にないこと。両側にあると、充電が非常に楽だ。どっちから差しても充電出来る安心感ったら無い。

ここだけはMBPが勝っている。まさにここだけ。

でもM3のMBPは1.5kgくらいからとまぁまぁ重い。

結果どっちも購入に至らない。おそらくMBAの両端にThunderboltポートがついていたら、買っていたと思う。

・・・

長い事迷った結果、どこにも在庫が無く、4月中旬以降の発送とかなっているので、購入を断念しようとしたその時・・・ソフマップに在庫がありやがる。なんてことだ。

しかもジャックスの36回まで無金利ローンが組めるというではないか!これは!買うしか!

買っちゃった♪

外観について

いつもの事だが、ハードウェア的には全く問題ないと思う。とんでもなく格好良い。もう使わなくてもいいくらい。ファッションアイテムレベルだ。

そして、これでクリエイトするぜ!ってな気にさせてくれる稀有なデバイスだと思う。

WindowsやChromebookではこうは行かない。Linuxだとプログラミングしないといけない気がしてくるのは別の話。

重量は劇的に軽くなったわけではないものの、十分合格点だと思う。MBPから130gの軽量化に成功している。端子は少なくなったけど。

フットプリントはMBPと全く同じだった。MBPを上にしても下のMBAは見えないし、その逆もしかり。本体の厚みも本当に一緒。ただよく見ると、MBAはディスプレイ面がやや厚みがあり、キーボードがある本体側は薄くなっている。強度の問題だろうか。

重さとは関係ないが、本当に平べったい板みたいな形状になったのが、個人的にはとても好みだ。

今回購入したミッドナイトというカラーは指紋がつきづらいという触れ込みだが、普通につく。でも仕方ない。そこだけに期待してこの色を選ぶ人もいないだろうから、参考まで。

付属品について

付属するシールは本体カラーに合わせているっぽい。使い所は不明だが、なかなか良い。

付属する充電器は白。これはカラー合わせられなかったのかな。ケーブルはカラーをあわせているようだが、両端ともに合わせているわけでは無い。なんか詰めの甘さを感じる。Appleはこういうところもちゃんとやっているんだぜ!っていう時代は終わったのか。ちなみに充電器のプラグが折り畳めるのはさすがだ。

また、充電器の出力は35Wだが2ポート差込口がある。なんかちょっと便利に使えそうな気がしないでもない。

そして、おなじみのMagsafe3。磁石でピタッとくっつくやつ。この磁石が意外に強力でなかなか外せない。強すぎませんか?Appleさん。まぁ、弱ければ弱いで批判されるから、思いっきり強くしたのはいい判断かもしれない。

拡張性

拡張性といっても、Thunderboltの端子が2つとイヤホンジャック、充電用のMagsafe3がついているだけだ。購入前からわかっていたが、しっかり使う人はハブを購入する事になると思う。

ちなみにこのThunderboltだが映像出力が出来る。しかもノートPCを閉じた状況で2画面に出力出来る。ドックみたいなのを用意してメインマシンとして使うのも面白いかもしれない。

キーボードについて

キーボードは結構期待していた。現状で使っているMBP2017はストロークが浅く、音でいうと「ぺちゃぺちゃ」という感じなのだ。このキーボード故障が多く、流石にAppleもリコール対応をしていた。それだけに7年経った今、大きく改善しているという期待があった。

いきなり問題発生

今回のMBAへはMBPから環境を移設したのだが、Google日本語入力が有効になっていて、いきなり入力が出来ない状態になった。ログイン時のパスワード入力や、ファンクションキーは使えていたので何故?となったが、Google日本語の問題だった。一度アンイストールして、再度インストールして、元通りとなった。

あと、ファンクションキーがFキー優先じゃなかった。設定変更で逆に出来たから良いものの、これは最初からFキーを優先にしてもらいたい。

期待通り?

質感は若干ちゃちくなった気がする。正直もう少しクリッキーな感じがほしい。

音にすると、「コチャコチャ」って感じ。ストロークは若干深くなったものの、打ち心地はとても軽いので、なんとも言えない感情に。ただこれならば意外に高速タイピングが出来るとは思う。そういった意味では良いキーボードなのかもしれない。

ただ、MBPにはあったバックライトキーボードの輝度調整ボタンが消えていた。ここは残念ポイントかも。そんなにいじらないけど。

また、MBP2017と比較すると、Fキーたちが大きい。そして矢印キーが逆T字になっていて使いやすい。これは嬉しい。

トラックパッド

トラックパッドはMBPに比べて小さくなったものの、別に使い勝手は変わらないと思う。

ただ、Touch Barがなくなった事で、キーボードのバックライトの切り替えなどが少し面倒になった。

電源兼用の指紋認証は大きくてすごく使いやすい。反応も精度も良い。さすがApple。

実際の動作について

当たり前だが、MBP2017よりは快適に動いているとは思う。

ただ、若干キビキビさが増したかな?程度。動画編集とかRAW画像からの現像とか、重めの作業で比較しないとわからないのかもしれない。

一応目安として、OctaneBenchmarkとSpeedmeterを掲載しておく。

すげぇ!Octaneが10万点を超えたのもすごいが、Speedmeterなんて500を超えて恐ろしいスコアだ。

デスクトップのCore i7 9700に圧勝。凄いなM3。

いかにブラウジングやWEBアプリが快適に使えるかの目安になると思う。実際とても快適に使える。ひっかかりというものを感じない。

メモリに関しては、筆者の利用状況だと12GBくらい使用しているようだが、メモリプレッシャーはそれほどでも無いようだ。メモリプレッシャーが何なのかは知らないが。意外と8GBメモリでも快適に動作するのかもしれない。メモリプレッシャーは強いかもしれないけど。ユニファイドメモリってのが凄いのか。

バッテリー

まだ長時間使った訳では無いが、バッテリーのもちがすごそうだ。

結構使ったつもりが、まだ96%ある的な。まさに余裕。これに関してもバッテリーを消費するような使い方をしていないというのもあるが・・・とにかく今のところ納得のバッテリーもち。満足。

そして、いくら使っても静か。ファンレスは素晴らしい

おすすめします

結論をいうと、おすすめだ。

スペックがどうのとか、MacOSがどうのとかではなく、デバイスとして格好いい。それだけで買う価値ありだ。これが50万円とかしたらおすすめしないが、20万円そこそこで買えてしまうのだから、買わないという選択肢は無いように思う。

いまはOSはあまり関係無い時代になってきている。Windowsじゃなきゃとか、Macじゃなきゃというシーンは減ってきていると思う。

そんな時代だからこそ、満足出来る、持っていて嬉しい、毎日開けて使いたくなる、そんなデバイスを選択してみてはいかがだろうか。

動画もありますよ

動画も作ったので、動いている所みたい人はどうぞ

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