Xiaomiの価格破壊端末登場!
XiaomiのサブブランドであるRedmiから価格破壊級のTWSが発売されたのは前回記事にした通り。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)がついて2,480円とか狂気の沙汰。独占なんたら法にひっかかるのでは?と思うほどの価格なわけです。
これは購入して試さねば!と意気込んだら、相当な売れ行きのようですぐにはゲットできず。ようやく先日ゲットしました。しばらく使ってみたので、レビューしてみたい。
Redme Buds 6 Liteのスペック
まずは、Redme Buds 6 Liteの基本的なスペックから。
Bluetoothバージョン | 5.3 |
対応コーデック | SBC/AAC |
バッテリーもち | 7時間/38時間(充電ケースこみ) |
重量 | 4.2g(イヤホン単体)/47g(ケース込み) |
ANC機能 | あり(外音取り込み機能もあり) |
専用アプリ | Xiaomi Earbuds |
価格 | 2,480円 |
重量やバッテリー駆動時間に関しては他と遜色のないでき。
この価格で、専用アプリが提供されていてANC機能まで搭載してくると、もう他の格安TWSを買う理由は見つからない。ようは格安TWSを駆逐するために投入されたモデルなのだ。
Redme Buds 6 Liteが届いたので開封していきます。

箱はもう普通。特段高級感があるわけでもなく、チープ感も無い感じ。価格を考えれば上出来と思う。シリーズも6作目ともなるとこなれて来ているのかもしれない。

中身は驚くほどシンプル。本体とイヤーチップ、説明書。充電器どころか充電に使うケーブルすらついていない。持ってるでしょ?という姿勢。嫌いじゃない。ここはコストカットしている部分かも。


本体の質感は悪くない。チープ感は皆無。これは箱と同じ印象。これで2万円とか言われたらチープ感がすごいと言いそうなくらいの品質。
充電を兼ねる本体の外側がテカテカなのは若干気に食わないが、白いので指紋は目立たない。黒いカラーはテカテカではないのか、勝手に心配になった。
イヤホン本体のイヤーチップも半透明の白で好感が持てる外観だ。


イヤホンの重量は4.3gとまぁスペック通り。ただ本体は48.7gと公表値よりは重い。まぁ2g程度なのでそんなに問題になるわけではないが。このくらいの重さであれば持ち運びに支障はない。また、イヤホンの装着感も悪くなく、5g切りと軽いので付けていてストレスはない。
Redme Buds 6 Lite実際使ってみてどうなのか。
一番の期待していたANC機能の効き具合はCMFと同じく、とりあえずついているだけの印象で、電車走行音などのノイズを消してくれる事はない。まぁ、ないよりあった方がいいレベルである。下手に機能があるから期待してしまうわけで、このANC機能のないさらに安いモデルもあるので、そちらにも注目したい。
こちらは、低遅延モードがあるものもあるので、今回のものよりも実用的なのかもしれない。(さすがにこれ以上低価格TWSを購入したくないので、購入はしない)
ちなみにこの価格帯では珍しく専用アプリがある。これはありがたい(設定項目は少ないが)





ちなみに音質は解像度が高いともいえず、低音がよく出ているとも言えず、普通。普通のレベルはひとそれぞれだが、まぁ音が悪くて悲惨というレベルではない。
装着感に関しては、スティック型の宿命かもしれないが、密閉感がやや低くANCの効きも悪いため、現在常用しているAnker SpaceA40からの切り替えはできないという結論になった。ただ、価格差が5,000円以上あるので、そもそも比較対象ではないのかもしれないが。
結論
ANCに過剰な期待は禁物。ANCってどんな感じ?と弱いANCを体験したい人には良いのかもしれない。
また、Bluetooth5.3に対応したからか、筆者のいつも使う駅での接続切れが減少した。これは良かったのだがANCがもっと効いてくれればリプレイス出来たのに、惜しいと感じた。
ただXiaomiには上位モデルもあるので、そちらを購入すればすべて解決する。かもしれない。高いけど。