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【高コスパスマホ】OSCAL TIGER12がすばらしい【安い】

スマートフォン

高コスパシリーズの第3弾はスマホです。勝手にシリーズ化していますが、どこまで需要があるかは関係がありません。

自分がやりたいからやっているのですから。でも今回のは本当に面白かった。高コスパってのはこういうのを言うのだよな。と思いながら記事を書いています。

過去のシリーズは↓からぜひ読んでみてください。

これぞお買い得な高コスパキーボードを発見してしまった。|ひげガジェット商会のひげ
最近キーボード界隈がとても賑わっている。 古くからのファンとしてはとても嬉しい限りだ。 メカニカルキーボードやシザースイッチのキーボード、メンブレンキーボード、静電容量式、磁力のやつとか。色々 でもキーボードマニアが進めるキーボードって高い...

今回はみんな大好きイオシスさんで、変わり種のスマホが入荷したという情報をXにてキャッチして、即ポチしました。

12,800円は安すぎますよね?そりゃポチっちゃいますよ。

ちなみに私の現在の相棒はROG Phone 7とiPhone16。

これらは高コスパというより、値段相応の性能です。高コスパかもしれませんが、絶対的な価格が高いので、悪いところに目が行きがち。

今回のような価格が安いものは、いいところを探す楽しみがある。それが楽しいわけです。

OSCAL TIGER 12 事前情報

こういう安い価格のものを購入する際には、デメリットをきっちりわかっている必要があります。そこに目をつぶれば楽しめる。そういうことです。

今回のOSCAL TIGER 12 の場合は、以下を認識しておく必要があります。

・5G対応ではない(Wi-Fiも5(ac)まで)
・有機ELディスプレイではない
・無線充電はない
・おサイフケータイはない

こういうデメリットがわかっている人が購入する、いわゆる玄人向けの製品です。

ちなみに、このOSCALというブランド、Blackviewのサブブランドです。

Blackviewはタブレットなどで高コスパな製品をたくさん販売している中国の企業です。

Blackviewの頑丈なスマートフォンとタブレット日本の公式オンラインストア
Blackviewは、プレミアムなビルド品質と最高の技術を備えた頑丈なアウトドアスマートフォンを世界中のユーザーに提供しています。ここで本物の携帯電話を購入し、最高のアフターサービスをお楽しみください。

ホームページを見ると、タフネススマホなどが結構ラインアップされており、ここが強みのメーカーですな。

個人的には、以前スマートウォッチを提供いただきレビューしたこともあります。

OSCAL TIGER 12 届きましたよ

結構すぐ届きました。イオシスさん素晴らしい。

すでにXでは見ていたものの、阪神ファンの自分としては嬉しくなるパッケージ。なかなか良いですな。

驚いたのは、しっかり「技適認証マーク」がついていること。これで安心して使えますな。

本体と同梱品はこんな感じ。今回の商品は海外SIMフリー端末なので、ACアダプターは付属しないものの、ガラスフィルムが付属したり、TPUケースが付属する。

さらに付属のクイックスタートガイドは日本語でも説明があり、とても親切だ。

こちらが本体。本体色はグレーだが、かなり青に近い黒のような感じ。これはこれでいい。

背面素材は樹脂で周囲を金属で囲んでいるものと思われる。はっきり言ってチープ感は皆無。すごいな最近の中国製スマホは。

本体の実寸は168mm x 76mm x 10mm(カメラの出っ張り含む)だった。

本体重量も194gと6.78インチサイズのスマホにしては軽いと思う。もちろんガラスフィルムやTPUケースを入れればもっと重くはなるが。ただ、この価格のスマホは裸で使うに限ります。これ以上重くしないように使います。

こちらが本体背面のカメラ部分。64MPと必要十分な画素数だ。「AI CAMERA」とか書かれると、ちょっとワクワクするのは私だけでしょうか。

ちなみにこのカメラ、Samsung製のようで、とても期待が出来ます。使えなくても13,000円なら・・・と考えられるのも良いですね。

本体側面。ボリューム+ーボタンと電源ボタンが並ぶ標準的なスタイル。また、この電源ボタンは指紋認証兼用だ。この価格でここまでしてくれるのはありがたい。

本体底面。3.5mmのイヤホンジャックがついているのは助かる!

ただ、この底面についているスピーカー1基だけなのでステレオで聞くことは出来ません。

すごいのはSIMトレイ。トリプルスロットとなっていて、nanoSIM2枚とmicroSDカードを入れることができる。これは素晴らしい。ただ、最初にも言いましたが5Gには非対応です。

OSCAL TIGER 12 使ってみて

画面がきれい

6.78-inch 1080*2460 FHD+という大きな画面で、明るさ(500nits)も十分。おそらく液晶だとは思いますが、とてもキレイなことに驚きました。そして480dpiという高精細なのも素晴らしい。さらにリフレッシュレートも120Hzまで対応。本当にこれだけで価格以上と言ってしまってもいいくらい。

想像以上にサクサク動作

搭載するSoCはMediatekのHelio G99という、一時代を築いたチップだ。重いゲームをするにはきついが、通常スマホに求められるSNSや、動画視聴などには全く問題なく、とても高コスパで有名なチップ。

またRAMは8GB(+拡張8GB)とこちらも必要十分と思われる。ストレージは128GBだが、microSDで拡張できるので、問題なし。

実際に使ってみると非常にサクサクで、はっきり言ってメインスマホにしたいくらい。5Gに対応していないので、そこだけが問題という気はする。

本当に一昔前の格安スマホとは大きく違います。格安スマホということを忘れて夢中でいじってしまう魅力がある

ちなみに充電も結構早い。最大30Wの急速充電に対応している。画像では25W出ているが、残り80%のスマホに対して25Wは結構早い。ちょっと驚いた。また、バッテリー容量は5,000mAhで一般的な容量だ。

指紋認証は爆速反応

電源兼用の指紋認証だが、はっきり言って爆速で、反応が素晴らしい

もちろん登録している指以外ではロック解除出来ない(当たり前)

とにかくおまけレベルの指紋認証では無いことを保証したい。顔認証も搭載されているが、登録する必要ないくらいには快適だ。(もちろん手袋しているシチュエーションなどでは顔認証がありがたい)

こういうちょっとしたところがストレスとなるかどうかは地味に大事。

DOKE OSが結構いい

Android13がベースとなるDokeOS 4.0を搭載。若干古いAndroidをベースにしているものの、とても使いやすい。

このDokeOSはタブレットの場合にはPCモードなどがついているのだが、スマホの場合にはそれは出来ないようなので注意が必要。

この「エンタメ」のような大きめのまとめフォルダを作ることができる。このフォルダから直接アプリを起動できるのも使いやすい。ちなみにフォルダの背景色の変更も可能。

画面を上から下にスワイプするだけで、画面の輝度調整と通知を確認することができるのも良い。

また、右にスワイプすると、その他のショートカットにもアクセス可能だ。

画面右上にサイドランチャーの設定も可能で、これもクイックアクセスが可能でとても便利そうだ。

さらに「パフォーマンスモード」を搭載。これによりベンチマークスコアのマルチコアがアップしたので、基本通常時からパフォーマンスモードで運用することにした。待機している分にはそこまで商品電力が大きくは感じない。

カメラが想像以上だった

少しだけ期待していたカメラ。近くの公園で撮影してきましたので、以下ご参考まで。

カメラ素人がただシャッターを押しただけの写真ですので、一般的な使い方でここまでキレイに撮影できるのは驚きました。AI CAMERA伊達じゃない。

上からx1、x2。ここまでは非常にキレイな写真が取れる。シャッタースピードが遅いわけでもなく。

こちらはx4。おそらくデジタルズームだが、結構破綻が見えるぼんやりした写真になってしまっている。実用的ではなさそうだ。

モノクロも撮れるようなので、なんとなくトラックボールを撮影してみた。もう少し工夫すればもっと面白い写真が取れそうだ。

また、海外版ということだけあって、シャッター音のオンオフがあった。ただ、これをオンにしても音が聞こえませんでした。

ちなみに、カメラにはPROモードに加え、ナイトモードやパノラマ、当然ポートレートモードなども搭載しており、なかなか楽しめそうだ。

動画もそこそこまともに撮影が可能で最大2K30FPSの撮影までサポートしている。

ベンチマークみる?

Geekbench6のスコアはこの通りで、パフォーマンスモードで計測するとシングルコア(718→727)、マルチコア(1341→2059)というスコアになる。特にマルチコアの上がり幅は半端ない。

Wi-Fiはacまでの対応で、Wi-Fi6には対応していない。ただ、上記スコアを見てもらう限り十分なような気がします。実際に通信が遅いと感じるところはありません。

残念だったところ

数少ないが残念だったところがある。

WidevineがL3

WidevineがL3だったのは残念だった。ただ、Amazonプライム・ビデオやNetflixを視聴していても、気になる感じはなかった。画面サイズがタブレットなどに比べ小さいので720PやSD画質でも十分なのかもしれない。

スピーカーがモノラル

これは購入時点でもわかっていたが、音が片側しか出ないこと。音質が意外と良いだけに残念に感じてしまった。

ただ、縦置きにした際にはあまり気にならないので、縦置きでの音楽鑑賞であれば良いのかもしれない。まぁ、この値段で贅沢言うな!と言われればぐうの音も出ません。

OSCAL TIGER 12 おすすめできる?

いかがだっただろうか。OSCAL TIGER 12

5G、おサイフ、無線充電、Wi-Fi6など最近必須となっている機能はないものの、十分に使える端末でした。しばらくサブ端末として使っていこうと思います。久しぶりに面白い端末に出会いました。イオシスさんありがとう!

というわけで、サブ端末に安い端末欲しいけど、そこそこ使えるやつが良いという人にピッタリのスマホでした。一台持っておいても損は無い面白い端末ですよ。

今回はイオシスさんで購入しましたが、Amazonでの販売を調べたところアリませんでした。

近いモデルで言えば、以下のShark8が近いのかも。

Blackview Shark8 SIMフリー スマホ 本体 16GB+256GB Helio G99 8コアCPU 6.78インチ 2.4KFHD+ 120Hzディスプレイ 64MP+13MP 5000mAhバッテリー PD33W急速充電 NFC対応 技適認証済 ブラック
Blackview

これはこれでお買い得ですねぇ。

動画もアップしましたので、よろしければ↓

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