続「高見え」なスマートウォッチ、FOSMET QS40レビュー【1万円未満】

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今回はFOSMETさんからスマートウォッチを商品提供いただきましたので、レビューしていきます。

レビューする前にFOSMETについて公式ページから引用します。

2016年に生まれた、スマートウォッチのブランドということですね。これまでも多くのスマートウォッチを発売しており、筆者もFOSMETのスマートウォッチを一つ購入しておりました。

記事を見るとLSW6という型番のようだ。今はLGW6という型番（バージョンアップ？）で販売されており、以下から購入が出来る。

価格は9,580円だが、3,000円の割引があるので、6,590円で購入出来る！やっぱり安いのですね・・・

当時も「高見え」というレビューをしておりますが、今回紹介するQS40もやっぱり「高見え」で紹介することになった。だって安いんだもの。

価格は9,890円だが、現時点では2,500円の割引があり、7,390円で購入が可能だ。安すぎる。

QS40の同梱物などを見ていきます。

前置きが長くなりましたが、製品が届きましたので、同梱物を含め見ていきましょう。

箱からして気合を感じる。これこそ高級品だ。だって、金の箔押しだ。これで中身がちゃちな訳が無い。

裏面も金の箔押し。右側にデカデカと「技適」のマーク。誇らしげだ。これで安心して使うことが出来る。

いよいよオープン。シンプルに時計だけ見せるスタイル。嫌いじゃない。QRコードで初期設定ビデオを見せてくれるなんて、なんて親切なんだ。（ちなみにこの動画、丁寧な説明が12分30秒くらいある）

同梱物はこちら。本体と替えのベルト。充電ケーブルに説明書と保証書たち。さらには、最初からついているバンドのコマを外す器具まで付属している。ちなみに、充電は磁石で2点の接点というスマートウォッチによくある方式。以前のものは接点のないワイヤレス充電だったが、発熱が結構あったりしたので、標準的なものになったのはありがたい。

この2点接点での充電方式は磁力が弱いとすぐに外れてイライラするのだが、本機はそのようなことはなく、結構強力だった。また別メーカーの2点接点のものでも充電出来たのは嬉しかった。規格を統一してくれると助かります。

QS40のスペックを確認

まずは簡単にスペックを確認しておきましょう。

画面	1.43インチ　AMOLED　サファイアガラス
常時点灯	可能
バッテリー	常時点灯時2日間、通常使用で7日間
bluetooth	5.3
本体材質	ステンレススチール（？）
防水性能	IP68
アプリケーション	GloryFitPro
対応端末	Android、iOS
GNSS（GPS）	搭載しない
機能	・通話 ・心拍数測定 ・ワークアウト計測 ・血中酸素計測 ・睡眠計測 ・呼吸トレーニング ・ストレス測定 ・アラーム ・天気 ・音声アシスタント ・電話着信通知（音、バイブ） ・アプリ通知（音、バイブ） ・音楽再生（コントロール） ・ストップウォッチ ・タイマー ・電卓 ・懐中電灯 ・スマートフォンを見つける ・リモートシャッター ・女性の健康

見ていただいてわかる通り、非常にざっくりした情報しか提供されておりません。

このスペックからわかることは、ディスプレイが有機ELであることや、ガラスがサファイアガラスであること。AndroidでもiPhoneでも使え、防水性能は結構高め。常時点灯機能がついているものの、使うとバッテリーのもちは2日程度。GNSS（GPSなど）は搭載されていないということ。

ようは、必要な機能はすべて揃っているスマートウォッチということだ。

この時点で惜しいのは、バッテリーのもちぐらいだろうか。

QS40の本体を見ていきます。

ようやくです。お待たせいたしました。本体を見ていきましょう。

設定画面。もちろん日本語に対応しているから安心して欲しい。また、本体側面にはクラウンとボタンが付いている。このクラウンはくるくる回すことで使えて、押し込むことも出来る。イミテーションではなくて、しっかり使えるので安心して欲しい。また、下のボタンはアクションを設定することが出来る便利なボタンだ。筆者は設定画面が開くようにして使っていたが、ワークアウトなどを設定しておくと便利そうだ。

最初からついている金属バンド。装着の方式も高級な時計のそれである。これ、金属で質感が結構高い。

結構大きめのバンドがついているものの、これを詰めるための器具が最初からついているのはとても助かる。詰め方も一般的な方式なので、とても簡単だ。

これに追加のシリコンバンドもついてくるのだから、どうやって販売価格を落としているのか。すさまじい企業努力なのだろうか。

本体と金属バンドの重量は104g。金属とサファイアガラスということを考えると重くはないと思う。実際つけていて重いと感じることはありませんでした。むしろ軽いまである。

タッチディスプレイなので、画面をスワイプして色々確認が可能だ。上から下へのスワイプでクイックメニュー、下から上へのスワイプで通知確認。右から左へのスワイプで各種情報、左から右へのスワイプでこちらもクイックメニュー的なミニメニューが開く。

QS40のアプリケーション「GloryFitPro」

スペックのところで説明したが、スマートフォンで使用するアプリはGloryFitProだ。このアプリ、他のスマートウオッチでも採用されることのある、汎用スマートウォッチ用アプリだと思う。LSW6のときはFitCloudProというものだったが、なにか違うのだろうか。

基本このアプリを使ってウォッチフェイスの変更や、ワークアウトの記録を確認することとなる。

気になるウォッチフェイスを一部ご覧いただく。

一部と言ったものの、そんなに沢山はない。しかも個人的にはいまいちのものばかりで、仕方なく選択したものを使用した。ウォッチフェイスは使用満足度に直結してくるところなので、もっと頑張ってほしいなぁ。

QS40を使ってみて

ここからは実際に1週間程度使ってみたので、良いところとイマイチだったところを挙げていきたい。

良いところ

良いところは結構沢山あるが、とにかく格好良いところだ。これに尽きる。質感がとてもよく、まさに高級腕時計のそれなのだ。

画面輝度は公表されていないものの、屋外での視認性も高く、画面表示は高解像度でキレイだった。

また、サファイアガラスということなので、盤面が傷つく心配もない。さらにIP68の防水性能なので結構ラフに使うことが出来るのもよかった。

これで1万円を切るというのだからなにも文句はない。

イマイチなところ

とても高い質感なのに、ウォッチフェイスがいま一歩であるのは、とても残念だった。

また、アプリの通知の表示が一瞬だけで、下からのスワイプで確認出来ないものもあった。通知はどんどん積み上げて行って欲しい。

さらに、常時点灯表示が2種類からしか選択出来ないのもいただけない。時計として使うことを考えた場合には、常時点灯機能を使うのが当たり前なので、もう少しパターンを増やしていただきたい。

あとは、細かいところだが、充電のスピードが遅いこと。あと少し早くしてくれると助かります。

QS40おすすめ？

ここまでFOSMETのQS40を見てきましたが、いかがでしたか？

本当に質感が高く、画面表示もキレイなスマートウォッチです。価格も手頃な価格なので、スマートウォッチデビューにも良いかもしれません。

丸型のウォッチフェイスもAppleWatchのマネにならなくていいですよね！iPhoneをお使いの方にもおすすめ出来る一品でした。

もちろんもっと高価格帯になってくれば、もっと良いスマートウォッチはありますが、質感だけを取ればQS40も負けないと思います。

ぜひお手にとって見てください！

価格は9,890円だが、現時点では2,500円の割引があり、7,390円で購入が可能だ。安すぎる。