最近様々な機種が投入され盛り上がっているAndroidタブレット。iPadの価格高騰の影響もあり売れ行きが伸びているというのもありそうです。
また、ミニPC界隈ではIntel N100 CPUに席巻されておりますが、Androidタブレットも、Helio G99というSoCが大人気の模様。両方とも安いのに使える!というのが共通点で、コスパ抜群です。
今回はあくまでAmazon限定のランキングです。楽天、Yahoo!ショッピングなどは別の結果の可能性はあります。また、Amazonというサイトの特性上Fireタブレットは除外しております。
それではランキング10位から順にご紹介。
10位:Samsung Galaxy Tab S9+(138,210円)
10位でいきなり大手SamsungのGlaxyが登場。GalaxyAI対応でSペン付きという、しっかりしたタブレット。おそらく快適に使えるのでしょう。(こんな高級タブレット触った事がありません)
ディスプレイに有機ELを搭載しているタブレットなんて、iPadとGalaxyくらいだろうか。しっかり防水性能も付いていて、画面も12.4インチと大型なのも嬉しい。
それにしても高い。PCを買える価格だ。日本が不況というのは嘘なのだろうか。
9位:Lenovo Tab B9(16,800円)
9位も大手LenovoのTab B9がランクイン。
9インチという不思議なディスプレイサイズを搭載していて、画面解像度も1,340 x 800ときき馴染みの無い解像度。SoCにHelio G80を搭載しているところを見ると、結構前のモデルなのかもしれない。
OSは2世代前のAndroid 12で、メモリが4GBとスペック的にもかなり物足りない。ただ、OSに関してはアップデートで13に上がっているかもしれない。このあたりは大手メーカーの嬉しいところだ。
いずれにしても、セールで大幅に価格が下がっているようなので、狙っている人がいれば今がチャンスということになる。
8位:Samsung Galaxy Tab S9FE(58,482円)
8位にまたもやSamsungのGalaxy。こちらはS9の廉価版か。
S9との大きな違いは液晶ディスプレイ採用であること。あちらは有機ELディスプレイなので、黒の締まり方が全く違うと思う。(使用した事がないので申し訳ございません。)
10.9インチディスプレイで解像度2304×1440は立派。
それなりのタブレットを欲しいが、Androidが欲しい!そんな人におすすめの商品。
7位:TECLAST P30T(13,515円)
7位にTeclastのP30T。マウスやキーボード、ケース、スタンドがセットになって13,500円と破格。
ただこれだけ揃えての価格なのでスペックは低い。
ディスプレイ解像度は1,280 x 800でWidevineL1だがNetflixには非対応。SoCにAllwinnerのA523を採用し、メモリも4GB。
正直バリバリ使いたい人には向かないが、これだけおまけが付くとお得感が半端ないのも事実。
玄人は手を出さないが、素人を狙った商品なのだろうか。
6位:TECLAST T65 Max(約33,000円)
6位はTeclastのT65 Max。価格は格安と言えるか微妙なところだが、基本性能はすべて揃っている。
OSは当然最新のAndroid14で、画面解像度も1,920 x 1,200のFHD+。メモリっも物理メモリで8GB搭載。
何よりディスプレイサイズが13インチと大きいのが素晴らしい。(その代わり重量は750gと重め)
SoCもHelio G99を搭載し、WidevineL1でNetflix対応なのも良い。4G LTE対応で、GPS搭載なので、カーナビ代わりにも活用できそうだ。
大画面Androidタブレットの需要が伸びてきているのを感じるランクインになった。
5位:TECLAST P50(15,889円)
5位にもおなじみのTeclast。P50というタブレットがランクイン。
価格が安いだけあって、ディスプレイ解像度が低く1,280 x 800である。メモリは6GBとまずまずではあるが、SoCがUnisoc T606なのは気になるところ。せめてT616を搭載してほしい。
ただ、OSは最新のAndroid14を採用し、WidevineL1でNetflix対応というところは素晴らしい。
なお、4G LTEも対応しており、GPSも搭載しているのは嬉しいところ。
4位:ODEA A10(12,769円)
4位は全く知らなかったODEAというブランドのA10。とにかく価格が安く、現時点ではクーポン利用で12,000円程度で入手が可能。
価格なりのスペックで、SoCにUNISOC T606、メモリは4GB、ディスプレイ解像度は1,280 x 800と一昔前のスペックだ。ただ、OSは最新のAndroid14で、WidevineもL1でNetflixまで対応しているのは立派。
また、物理的なイヤホンジャック搭載だけでなく、MicroSDカードスロットも搭載しているのには驚いた。本体も金属ボディで高級感があるだけに、SoCにもう少し上位のものを積んで貰えれば、間違いなくイチオシのタブレットである。
3位:ALLDOCUBE iPlay60mini Pro(24,649円)
3位にランクインしたのは、ALLDOCUBEのiPlay60mini Pro。8.4インチタブレットでは一番完成度が高いと言われるタブレット。現在ではクーポンなどもあり23,000円程度で購入出来るので格安と言えそうだ。
しっかりOSは最新のAndroid14を搭載しており、SoCはHelio G99。メモリも8GB(+8GBの拡張可能)と抜け目はない。WidevineL1でNetflixまで高画質視聴が可能という流石の完成度。
8インチクラスのタブレットでは1番おすすめし易いタブレットだ。
2位:TECLAST P30(10,900円)
2位にまたまたTeclastのP30。最新のAndroid14を搭載したタブレットがランクイン。現在はセール中で10,900円という価格で売り出されており、驚異的に安い。
ただ、価格なりにSoCにAllwinnerのA523を採用していたり、ディスプレイ解像度は1280×800ピクセルであったり、メモリは4GBだったりと諸々我慢が出来る人向けだ。
とにかく安くて、少し使えるタブレットが欲しい人にしかおすすめできない。
1位:Samsung Galaxy Tab A9+ (29,200円)
なんと1位はまたもやSamsungのGalaxy Tab A9+。SoCにSnapdragon 695を搭載しています。Snapdragon 695はHelio G99と同等の能力を持っているとされ、現在でも現役で使えるスペックかと思います。
ただ、メモリが4GBでストレージが64GB(SDカードで拡張可能)と少々物足りなさを感じるのも正直なところ。その代わりディスプレイのリフレッシュレートは90Hzと流石。
大手の安心感で買われている。もしくは、あのGalaxyTabが3万円で購入出来る!という事で買われているのかもしれません。Amazonプライムデーもありますしね。
ランキング総評
タブレットのAmazonランキングは1位から50位の中でFireタブレットが18製品、iPadが16製品と寡占状態であった。
そんな中で、目立ったブランドはTeclast。様々な種類の格安タブレットを出して、格安タブレットの王になろうとしている感じがした。一時期のAnkerのTWSのように。Alldocubeは8インチクラスではなかなか検討している。
本来ならばHeadwolfやXiaomiなども入ってきても良いのだが、今回のランキングには全く出てこなかった。
SoCで言えばG99の独壇場かと思ったら、そうでもなかった。UnisocやAllwinnerも頑張っているところをみるとこれからますます楽しめそうだ。